バルテス・ホールディングス株式会社は、2025年7月24日(木)、組込みシステム産業振興機構主催「第18回組込み適塾」にて、「品質目標と策定」と「テスト結果の分析・フィードバック」に関する講義をおこないました。
「組込み適塾」は産業界のニーズに応えるため、組込みシステム産業振興機構が2008年度から提供している「先進的組込みシステム技術者の人材育成プログラム」です。情報家電、ロボット、ヘルスケア、環境・エネルギーなどの組込みシステムの高度化と品質向上を図ることを目的とし高度人材を育成します。あわせて、受講を通じて、組込みシステム産業界の交流の場を提供しています。
概要
日程:2025年7月24日(木)9:30~17:30
講義名:「品質目標の策定」と「テスト結果分析・フィードバック演習」
内容:テストアーキテクトに求められるソフトウェアプロダクトの品質目標策定スキルと、テスト結果の分析、フィードバックスキルを養成するものです。前半の「品質目標の策定」では、テストアーキテクトに求められる、ソフトウェアプロダクトの品質目標、品質観点の抽出・策定についての講義。後半の「テスト結果の分析・フィードバック」では、前半で策定した品質目標・観点から、テスト結果を分析し、改善PDCAの回す上で有用なフィードバックコメントを出すトレーニングを行いました。
詳細URL:https://www.kansai-kumikomi.net/kumikomi/18th/syllabus/d02-03/index.html
登壇者について

石原 一宏
バルテス・ホールディングス株式会社 品質ビジネスイノベーション部 部長 兼 首席研究員
年間2,000名を超える開発エンジニアにテスト・品質を教えるセミナー講師。テスト技法の開発・研究、社内・社外の技術研修・教育業務、プロセス改善コンサルティング業務に従事しつつ、ソフトウェア検証業務に携わる。
開発物として大阪大学 土屋達弘教授とテストケース生成ツール『Qumias』を共同開発。京都工芸繊維大学 水野修教授と、T-DASHの画像認識機能を共同開発・共同特許申請。
著書に『いちばんやさしいソフトウェアテストの本』、『ソフトウェアテストの教科書』。 PMI認定プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル(PMP)。 JSTQB認定Advanced Level テストマネージャ。

江添 智之
バルテス・ホールディングス株式会社 R&C部 副部長
WEB系、エンタープライズ系、医療系など様々な開発業務にプログラマ、システムエンジニア、プロジェクトリーダーとして携わった後、バルテスにてテストエンジニア・コンサルタント業務に従事。現職では主にテスト業務に関する研究開発および人材育成を担当し、社内外を含めて多くのプロジェクトでアジャイルコーチを行う。
Scrum Alliance認定スクラムマスター、ディープラーニング検定(G資格)、ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリスト、JSTQB Advanced Level(テストマネージャ、テストアナリスト)など、ソフトウェアの開発およびテストに関する資格を多数取得。
@IT(アイティメディア株式会社)にて連載執筆(アジャイル開発における品質管理、一から分かる!テスト自動化)。JaSST Kansai実行委員。
組込み適塾に関しては、以前Qbookでインタビューを実施しています。こちらもぜひ御覧ください。
https://www.qbook.jp/column/1291.html